かつては『不毛の地』と呼ばれたニルト地方に、流浪の民が4つの国を興した。
ブライトリーフ・エルフの王国ルザリオ。東方の皇国シュカ。氷の帝国キロス。
そして、種族ディアボリカを中心とした闇の魔国ハドス。
だが、何者かに扇動された人間たちの叛乱によりハドスは滅亡。
それから百年——。
ディアボリカはこの世界に破滅と混乱を呼ぶ存在として、
差別と弾圧の対象となっていた。
ハドス滅亡から生き延び、ハドスの片田舎で怠惰な生活を送っていた王子カイム。
彼のもとを、人間たちによって両親を殺されたディアボリカの少女、
リズベルが訪れる。
ディアボリカを救うべく、ハドスを再興しようと訴えるリズベルの説得により、
カイムはハドスを復興して3つの国を落とし、3人の女王を自分のものにすると宣言する。
亡国ハドスの再興を掲げる、魔王カイムの率いる魔王軍と、3つの国との戦いが始まる……。

3400年前 アルダ大森林に流浪のブライトリーフたちが住み着く
2600年前 テスタ文明の勃興
1900年前 テスタ文明およびブライトリーフの王国、『大破壊』により滅亡。ニルトは不毛の地となる
アズカ暦元年(1800年前) 異界よりアズカが降臨する
200年(1600年前) 森に育てられたブライトリーフの遺児たちがルザリオを建国
800年(1000年前) アスタロス魔王国誕生
1100年(700年前) ニルト地方に流れ着いた民によりシュカ・キロス・ハドスの3国が建国される
1130年(670年前) ウィンガ教の誕生
1678年(122年前) ベアトリス生誕
1679年(121年前) カイム生誕
1687年(111年前) ハドス・自治権の拡大で勢力を増した各都市の叛乱により滅亡。ハドスは都市国家群となる。ベアトリス死亡
1782年(18年前) リズベル生誕
1791年(9年前) リズベル天涯孤独の身となる
1798年(2年前) リズベル、魔法学校を主席で卒業

平均寿命:40〜60歳
かつては知性が低く、また寿命が短いことからエルフの下で労働者階級として使役されていたが、その学習能力と繁殖力から 急激に勢力を伸ばしつつある種族。魔法への適正には個人差があるが、エルフやディアボリカに比べると全体的に低い。

平均寿命:500〜800歳
かつて、この地で一大帝国を築き上げていた、歴史ある種族。
一生を森の中で過ごし、自然との調和を何よりも重んじる。
森の外の民を見下す傾向があり、彼らの用いる火を忌み嫌う。
火を用いない彼らは、代わりに精霊の協力を得て魔法技術を発達させている。ブライトリーフという種の一員としての意識が強く、個人の感情よりも種族としての利益や自然との関わりを優先する。

平均寿命:300〜500歳
ブライトリーフの教えを破り、森から追放された者たち。
自然との繋がりを失った証として褐色の肌を持つ。
また、そのせいか寿命もブライトリーフに比べて短い。
ブライトリーフのエルフたちと比べると他種族との交流を苦にしない。
風変わりな個人主義者が多い。

平均寿命:300〜500歳
不思議な色の光彩の瞳と、個体によっては頭に山羊のような角を生やしていることから、悪魔として恐れられる種族。 角を持つ個体はこの魔力行使の能力に特に秀で、また寿命も一般のディアボリカよりも遥かに長い。
そのため、彼らは『悪魔』『魔王』という名で呼ばれることも多い。

平均寿命:∞
この世界の外(『エルキオ』と呼ばれる異世界)からやってきた存在。
生殖能力は無く、ストラクタという種が発生したときから個体数は一定である。
魔法とも異なる類の超常の力を駆使するため、人間たちからは神とみなされることが多い。
秩序・安定・調和・均質化を何よりも重んじる。
ディアボリカはストラクタにとって計算出来ない不確定要素を持つ存在であるため、この地上から根絶しようとしている。

人に害を成すとされる生物たちの総称。
場合によってはディアボリカもこの中に含まれる。
オークやゴブリンのように言語を持ち、人間に近い社会を持つものや魔物や、
ゾンビやゴーストのように死者の肉体や魂が魔法によって操られた死霊、 インプやデーモンのような悪魔など。