荻原健人(おぎわら けんと)は、地元の商店街で花屋を営む家庭の息子。尊敬する父の後を継ぐべく日々努力を重ねていた彼はある日、修行の一環で行なっていたボランティア活動先で、不思議な力を使う一人の美しい少女に襲われてしまいます。
彼女に襲われたことによって健人は、彼女たちの本性を──地元では憧れの的となっている「リリスティア国際学園」の真の姿を知ることになってしまいます。
──そう。彼女たちは現代に生きる
『サキュバス』だったのです。
訳あってやむを得ず健人を襲ってしまった、現代に生きる>
サキュバスたちの『姫』ルナを
はじめ、彼女の親友にして、かけだしの健人にとって唯一のお得意様でもあったリエル……
彼女たちの真の姿を知ったことによって健人は、
それからの人生を激変させることになってしまうのでした。