キロス帝国の女帝。 無口で無表情な少女。 キロスの女帝は、この地を支配する精霊との契約により 若くして命を絶たれる運命にあり、そのことを受け入れ諦観している。 そのため、全ての物事に対して距離を置いており、 自分が生きている、という事実を実感できずにいる。 帝国の繁栄のための犠牲となり、人格すら認められず生きてきたグラスを一人の女性として見てくれたカイムに強い興味を持つようになる。